バイオミメティクスという言葉を聞いたことがありますか?
バイオミメティクスとは、「生物模倣」「生物模倣技術」と訳され、生き物の形や機能、行動や生産の仕組みを研究して、新しい技術開発やものづくりに生かす科学技術のことです。
先日のテレビで、関西大学の先生らの、「蚊」の針構造と穿刺動作を模倣した痛くない注射針の開発についての話が流されていました。確かに蚊に刺されて痛いと感じることはほとんどないですよね、そんな感じで注射されるのであれば理想的ですよね。

例えばハチの巣の正六角形(正六角柱)を隙間なく並べたハニカム構造は衝撃を吸収しやすく断熱効果も持ち軽いといことで、段ボール、建築素材、サッカーのゴールネットなどに利用されています。その他、蓮の葉のロータス効果、卵のシェル構造など皆さんも調べたらとてもたくさんあることがわかります。
地球上に生命が誕生し、長い歴史の中で大きな環境の変化の中で生物が生き残れているのは、自らの機能や仕組みを発達させて環境の変化にうまく合わせてこれたからです。これまでの人間のように環境の方を変えようとするだけでなく、生物のこれらの見事な環境適応能力を研究し活用することができれば、もっと世の中が便利になり、さらに地球環境を守る事にもつながります。今後バイオミメティクスの研究開発がますます盛んになるでしょうね。
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