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病は人生の一過程

 

元脳外科医であり、東大元教授。頭脳明晰、才学非凡のエリートの先生が若年性アルツハイマー病になり、昨年逝去されるまでの話が、介護されていた先生の奥様によって描かれています。アルツハイマー病になり、教授職を最後まで全うできず、知識、地位、職を失った。しかし、むしろ全て失ったことで「あるがまま」を得て、人生の本質に触れたように感じられたと、奥様は述べられています。「認知症になったら人生は終わり」「恥ずかしい病」という考えは誤りだとも。

アルツハイマー病を公表し、全国で奥様とともに講演にいかれ、ありのままを表現され、多くの人を励まされていました。

若井先生は最後実に穏やかな顔で旅立たれ、先生のリビングウィルには

「生きることは死することであり、死することは生きることである」と記されていたとのことです。

2022年02月20日
隣の佐賀市

先日子どものサッカーの試合が佐賀県の富士町でありました。子どもを車で連れていく時、ナビで調べていると富士町は佐賀市であることが分かりました。富士町の隣の三瀬村も佐賀市でした。知っている人は当たり前かもしれませんが、福岡市と佐賀市は隣り合わせだったのです。私は20年ぐらい福岡市に住んでいますが、初めて知りびっくりしました。

2005年に佐賀市が三瀬村や富士町などと合併したとのことです。福岡市と佐賀市はそれぞれ県庁所在地で隣り合わせなのでした。因みに全国で県庁所在地が隣り合わせの都市は京都府の京都市と滋賀県の大津市、宮城県の仙台市と山形県の山形市があり、全国で3組あるようです。

2022年02月13日
壬寅(みずのえとら)

宇美町の小林酒造萬代の立春朝搾りです。

 

本日立春です。今年の干支は壬寅(みずのえとら)です。昨年に続いて今日、「立春朝搾り」を頂きました。本日飲むのを楽しみにしていましたが、丁度今日はMRIのメンテナンスの日、クリニックから帰宅したのが23時超えました。それで明日の通勤に影響しないよう少しだけ頂きました。

「立春朝搾り」は、立春の日の朝に搾り上がった日本酒で、その日のうちに楽しめる立春の朝に発売の限定のお酒です。昨日節分の日の夜から夜通しお酒を搾り、本日早朝に神社でお祓いを受けためでたいお酒です。

今年の十干の壬(みずのえ)は、冬が厳しいほど春の芽吹きが生命力に溢れることを表すようです。

ここ数日は寒さ厳しくクリニックにある鉢やプランターからチューリップやクロッカスの芽が出始めています。爽やかで美味しい「立春朝搾り」を頂き、これから春が訪れ鉢やプランターが華やかとなり、クリニックも更に賑やかになることを期待し、これからも頑張っていこうと、ほろ酔いながら想いを馳せています。

 

2022年02月04日