家紋

今日、TBSの『VIVANT』が最終回でした。これまで毎週日曜日を楽しみにしてきましたが、しばらくVIVANTロスとなりそうです。

番組の中で、テントの紋章、つまり乃木家の家紋がたくさん出てきました。

 

家紋の源流は平安時代に遡り、元々は貴族が自分の牛車が分かるように家ごとに目印となる文様を決めて牛車に印を施したのが始まりだったようです。その後家紋は戦国時代になるとより重要になります。戦国時代には戦は家ごとの戦いで、家紋は敵味方の識別だけでなく一族の結束を強める紋章となります。

 

しかし、戦国武将たちは、見るからに強そうな動物などをシンボルにしてもよさそうですが、雑草など小さな植物をシンボルにしています。猛者揃いの戦国武将が、野山にひっそりと咲く小さな雑草の強さに心を惹かれていたのだと思うと興味がわいてきますよね。

 

日光東照宮に行ったときの、徳川家の家紋である三つ葉葵のモチーフとなったフタバアオイです。

2023年09月17日