本日、初めての大腸カメラ検査を受けました。大野城市の松坂内科では、土・日曜日も診療されており、これまで気になる症状があり早く検査したいと思っていたのですが、今回日曜日に検査してもらえました。
胃カメラは何度か行っていますが、今回大腸カメラは初めてであり凄く緊張しました。また、胃カメラでは鎮静を用いず検査してもらっていたので、今回大腸カメラも鎮静なしで検査してもらうことにしていたのですが、どれだけ検査が辛いのか分からなかったのでとても不安でした。しかし、松坂先生は経験が豊富なため、とても楽に検査を終えることができました。幸い結果も良くこれまでの不安も解消できました。
大腸がんの病期は0からIVまで5段階がありますが、Iまでであれば5年生存率が95% 、IIIまででも5年生存率が約80%です。 つまり、きちんと大腸カメラを受ければ、早期の発見で確実に死亡率の低下が見込めます。
皆さんも検査をお勧めします。
ちなみに検査で一番辛かったのは、前処置の腸管洗浄剤を飲むことでした。
先日、通勤中のラジオから興味深い話が流れてきました。ビゲロイ(Braarudosphaera bigelowii)という海の小さな藻の研究者である高知大学の萩野先生という方の話です。誰にもできなかったビゲロイの培養に成功されています。
ビゲロイはとてもユニークで特別な生物のようです。窒素は、遺伝子や筋肉、タンパク質などを構成する生命に必須の元素の一つですが、ビゲロイは窒素を呼吸するだけで体内に直接取り込めて利用しているとのことです。人間は呼吸で、大気中に多く含まれている窒素を酸素とともに大量にすっていますが、体内には全く取り込まれず全て吐き出されます。そのため生命に必須の窒素を肉や魚から摂取します。ビゲロイは呼吸をするだけで海水中の窒素を取り込み、そして成長することができるわけです。
今回、萩原さんとアメリカの研究者らの論文が有名な科学雑誌のScienceに掲載されました。ビゲロイの培養の成功によって、さらにビゲロイの研究が発展されます。今後もっともっと研究が進めば、食糧問題や環境問題など地球規模の課題の対策にもつながっていくことも期待されています。
ラジオを聞いていて、ビゲロイのユニークさと同様に萩原先生のこれまでの研究人生もとても興味深いものでした。
運動するいい季節になりましたね。私が参加させて頂いている宇美テニスクラブでも、老若男女、皆さん元気ハツラツにプレイされています。
運動は当然身体に良いことですが、テニスは運動の中で一番長生きするようです。デンマークの心臓専門医の先生らの「コペンハーゲン心血管研究」の論文では、テニスの寿命を延ばす効果は、調査対象となった他のスポーツより顕著でした。運動しない人と比べて寿命が延びた期間は、バドミントンが6.2年、サッカーが4.7年、自転車が3.7年、水泳が3.4年、ジョギングが3.2年でした。テニスをしている人はなんと9.7年も寿命が延びています。特にラケットを使うスポーツがいいようですね。テニスでは心血管系と筋骨格系に有効で、さらにテニスを通じて人とのかかわり合いを持つことができるから、身体的、精神的にもいいのだと考えられています。
ただ、肩や腰、手首や肘など酷使しないように、自分のペースで、身体を労りながら楽しんで運動することが大事ですね。
今日はスポーツの日です。私は、毎週(土)クリニック診療後の午後に、地元の宇美テニスクラブに参加させて頂きテニスをやっています。気持ちのいい汗をかいています。
先日、新しいテニスラケットを購入しました。これまで使っていたテニスラケットは10年以上前に購入したWilsonのラケットでしたが、今回はダイアデム(DIADEM)という新しいメーカーのラケットで、アメリカの元プロテニスプレイヤーらが立ち上げ製造されています。試打すると使い易くて気に入って購入しました。しかし、張りきってやり過ぎたせいでしょうか、直ぐに右手関節や右肘関節付近を痛めてしまい、サポーターや湿布など欠かせなくなってます。皆さんも身体に気を付けて運動しましょう。
奄美大島のマングースが根絶されたとニュースがありました。
今から30年ぐらい前、大学時代に奄美大島に行ったときに、ハブとマングースのショーを見たことを思い出しました。そのショーでは、確か、ハブとマングースは端っこにそれぞれいて、それぞれ突っついてもあまり動かず闘わず、ちょっと拍子抜けした記憶があります。今では動物愛護からそんなショーは禁止されています。
もともと奄美大島に生息していた毒ヘビであるハブの退治のため、外来種であるマングースが奄美大島に放たれた歴史があります。
今回ニュースで知ったのですが、マングースは昼に行動するのに対し、ハブは夜行性なので、そもそも接触する機会が限られてて、実際ハブを食べている形跡はほとんど見あたらなかったみたいです。それどころか、マングースは、国の特別天然記念物など奄美大島の貴重な野生生物を食べていました。1979年頃、30頭ほどのマングースが放たれたのち、自然繁殖を繰り返し、推定生息数1万頭、島全域に広がる勢いだったようです。そのため、2000年頃から、マングース駆除を本格的にはじめ、そして今回の、奄美大島においてマングースの根絶宣言が出されたようです。
太古の歴史のなかで成り立っていた奄美大島の多様性のある生態系を取り戻したことになり良かったですが、人間の善かれと思った行いが皮肉な結果に繋がったんだなと考えさせられます。
8月15日は、終戦記念日ですね。戦争で亡くなられた方々のご冥福を祈り、当たり前ですが再び悲惨な戦争を繰り返さないことが大事ですね。
『8月15日の特攻隊員』という本を読みました。終戦の玉音放送後に飛び立った特攻隊員がいたようです。どうしてなんだろうと疑問に思いました。人それぞれの想いがあり人生観があるでしょうが、やはり戦争は人々を変えてしまうのだと思いました。
東京に行って来ました。初日の夜、小学校からの友人と一緒に食事をしました。恵比寿で東京の夜景を見ながら美味しいおでんを食べました。外が暑い中、エアコンのきいた素敵な空間で熱くて出汁のきいたおでんを食べるのはとても贅沢でした。良い時間を過ごすことができました。
こんなことはありませんか?
これらの症状は認知症の初期にもよくみられる症状です。認知症を早期に発見し、治療に結びつけることが重要です。
その他、認知症の方々の日常的な身体疾患への対応や健康管理、またご家族の介護負担や不安への理解などに対してお手伝いすべきこともあります。
今年、日本認知症学会の専門医(認知症専門医)になりました。皆様のお役にたちたいと思っています。是非当院にご相談ください。
6月1日より診療報酬が改定されます。厚労省からの指導に則って当院でも診療させていただきたいと思います。患者様にはご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんがよろしくお願いします。
医療情報取得加算
当院は、マイナンバーカードによる電子資格確認を行う体制を有しております。
質の高い診療を実施するためにマイナンバーカードによる保険情報・医療情報・薬剤情報を取得し、その情報を活用して診療を行っております。
R6.6.1より厚生労働省の規定により、初診時に医療情報取得加算 加算1「3点」(健康保険証を提示した場合、システムによる診療情報に同意しない場合)・加算2「1点」(マイナ保険証を利用した場合)、再診時に3カ月に1回で医療情報取得加算 加算3「2点」(保険証を提示した場合、システムによる診療情報に同意しない場合)・加算4「1点」(マイナ保険証を利用した場合)を算定しております。
医療DX推進体制整備加算
当院では、質の高い診療を実施するため、十分な情報を取得し、それを活用して診療を行うために、医療DX推進体制を整備しています。
・オンライン資格確認ができます。できるだけマイナ保険証(マイナンバーカードの保険証)をご利用ください。
・今後、電子処方箋の使用を開始する予定で体制を準備中です。
・今後、電子カルテ情報共有サービスにより、他の医療機関との間で診療情報をスムーズに提供/取得できる体制を準備中です。(ご本人の了承なしに情報のやりとりをすることはありません)
・医療DX推進体制整備加算を算定します。(初診時に8点)
明細書発行体制等加算
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や行なわれた検査の名称が記載されます。
一般名処方加算
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした『一般名処方』(一般的な名称により処方箋を発行)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合にあっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
夜間早朝加算
下記の時間帯に受付をされた場合は、診療時間内であっても『夜間・早朝等加算』(50点)の取り扱いとなりますので、ご了承ください。
*土曜日 正午以降
旅行本の地球の歩き方で、日本初“市版”である北九州市です。私は北九州市出身で、これまでこの本が話題になっていたので興味を持っていたのですが、今回本屋に行ったとき目につき購入しました。私の知らない北九州市の歴史、観光、食べ物など内容が盛りだくさんです。今、世界で活躍されている野球の今永選手(八幡西区)や卓球の早田選手(戸畑区)など有名人から特命大使としての情報ものせられていました。北九州市も魅力ある街だと再認識しました。