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片頭痛のあたりまえを変えていこう

 

今、テレビCMで「片頭痛のあたりまえを変えていこう。」が流れています。

 

片頭痛で悩んでいる患者さんは沢山います。片頭痛は職場や家庭内など日常生活に支障をきたす疾患で、患者さんのためにも、社会にとっても解決すべきものです。長年の研究の結果、片頭痛治療は今変化しています。

是非ご相談ください。

 

CMの中の登場人物の着ている服や文字など緑色が多く使われています。これは、緑色が片頭痛を緩和させる効果があるからです。片頭痛には光過敏性が高いことが知られていますが、アメリカの研究者によって、片頭痛患者さんに対していろいろな色の光を当てた結果、青色の光では頭痛が悪化したのに対して、弱い緑色の光では光過敏性が有意に軽減することが発表されています。さらに一部の患者さんでは、緑色の光で片頭痛の痛みも約20%軽減することも明らかにされています。

 

まえだ脳神経外科では、片頭痛の患者さんに優しい色使いを行っています。

2022年07月20日
かよ皮ふ科見学会

7月10日朝一番に参議院選挙に行ったあと、かよ皮ふ科の見学会の手伝いに行きました。暑かったですがたくさんの方が見学に訪れてくれました。私はあいりお耳鼻科とまき内科の先生と共に、見学会に親御さんと一緒にこられたお子さまたちに、水風船すくいやスーパーボールすくいを行うコーナーの手伝いを行いました。

 

かよ皮ふ科は外装、内装ともおしゃれな建物です。11月1日開業予定のごとう整形外科の後藤先生も応援にきていました。

2022年07月10日
歩く姿は百合の花

クリニック前の寄せ植えの鉢で、百合が咲きました。このうだるような暑さの中、ときに風に揺られて、凛として咲いています。本当は途中に黄色いクロッカス、そして赤色のチューリップ、最後に白い百合が咲くという予定でしたが、途中のクロッカスとチューリップの勢いがありませんでした。しかし最後の百合は立派に咲いています。

 

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」は、美人を形容する言葉ですが、漢方の世界では、全く異なった例えがあるようです。

・「立てば芍薬」の「立てば」は、イライラと気の立っている状態を示し、このような時には、鎮痛・鎮痙作用のある芍薬を使うのがよい。
・「座れば牡丹」は、座ってばかりいる人は血液の巡りが悪くなり血の滞りが起こり、このような人には血流を改善する牡丹の根の皮の部分(牡丹皮)を使うのがよい。
・「歩く姿は百合の花」は、百合の花のように足元がふらつき、ゆらりゆらり、ふらふらと頼りなげに歩いている様子を表現し、これは、心身症の人の歩く様を示し、精神の安定をはかる百合の根を使うのがよい。

漢方の世界では、芍薬、牡丹皮、百合の根の生薬を用いれば女性は美しく、健康になれるという例えをされているようです。

 

2022年07月02日