まえだ脳神経外科は今月で開院3年目を迎えます。2年前の開院の時にお祝いに頂いた胡蝶蘭は、いろんな方に譲ったりしましたが、一部自宅にあります。昨年も開院した時期に胡蝶蘭が開花し、今年も開花中です。2年前、待合室が胡蝶蘭などで花畑のようだったのを思い出します。
2年前に、『まえだ脳神経外科』が新型コロナウイルスに対しての初めての緊急事態宣言の解除とともに開院しました。昨年、『あいりお耳鼻科』が開院し、隣どうしでやってきました。ここまでは既定路線でした。今や、反対隣の『まき内科』が来月の開院を目指して準備中で、宇美橋を挟んで『かよ皮膚科』の棟上げも終わりました。さらに『ごとう整形外科』の地鎮祭がもうじき行われます。当初考えてもみなかった≪宇美クリニックモール≫が建設中です。
芋焼酎『自立』を2本購入しました。この焼酎は、障害者施設と宇美町の小林酒造と福岡県の共同開発で造られています。障害のある方々が育てた芋で小林酒造が焼酎を造っています。ラベルには障害者アーティストによって描かれた個性的な絵が使用され、「多様性の素晴らしさ」を表現しているとのことです。
この『自立』には、「障がい者が自立を目指す」「この焼酎を飲んで自立を応援する」という思いが込められています。そして自立する大人におくる焼酎として、人生の門出の記念に飲んでもらいたいと勧められています。
自分の長女が今春、高校を卒業し、4月1日自宅から巣立ちました。今日から日本の法律でも18歳にして大人になります。元気に頑張ってもらいたいと願いながら、この焼酎をいただきたいと思います。
さらに、そのそばに大きな別の巨樹もありました。その名前に引かれてしまいました。その名前は「無患子(ムクロジ)」です。最初立て看板を見たとき木の名前とは思わず、何だろうと思ってしまいました。ムクロジの木は20mぐらいの高さになり、寺社に多いとのことです。無患子の名前の由来は、一説にはムクロジの木が家にあると病を知らないということで無患子となったということです。
姶良市の重富海岸から見た桜島です。錦江湾は干潮です。大河ドラマの西郷どんのロケ地にもなっています。鹿児島市から見た桜島とは雰囲気が変わりますね。
3月の広報うみでは、先月の宇美町長選挙結果の報告と、木原前市長からバトンタッチされた安川新町長の挨拶が紹介されていました。若い新町長さんには、活気ある宇美町を作ってもらい人が集まる町にしてもらいたいと思います。微力ながらわれわれの医療モールでも頑張って盛り上げていきたいと思います。
冊子の最後のページの、「元気な地域コミュニティ」には、自分と関わりのある小学校と企業の活動が掲載されていました。来月頃からの道路沿いを彩る芝桜を楽しみにしたいと思っています。
元脳外科医であり、東大元教授。頭脳明晰、才学非凡のエリートの先生が若年性アルツハイマー病になり、昨年逝去されるまでの話が、介護されていた先生の奥様によって描かれています。アルツハイマー病になり、教授職を最後まで全うできず、知識、地位、職を失った。しかし、むしろ全て失ったことで「あるがまま」を得て、人生の本質に触れたように感じられたと、奥様は述べられています。「認知症になったら人生は終わり」「恥ずかしい病」という考えは誤りだとも。
アルツハイマー病を公表し、全国で奥様とともに講演にいかれ、ありのままを表現され、多くの人を励まされていました。
若井先生は最後実に穏やかな顔で旅立たれ、先生のリビングウィルには
「生きることは死することであり、死することは生きることである」と記されていたとのことです。
先日子どものサッカーの試合が佐賀県の富士町でありました。子どもを車で連れていく時、ナビで調べていると富士町は佐賀市であることが分かりました。富士町の隣の三瀬村も佐賀市でした。知っている人は当たり前かもしれませんが、福岡市と佐賀市は隣り合わせだったのです。私は20年ぐらい福岡市に住んでいますが、初めて知りびっくりしました。
2005年に佐賀市が三瀬村や富士町などと合併したとのことです。福岡市と佐賀市はそれぞれ県庁所在地で隣り合わせなのでした。因みに全国で県庁所在地が隣り合わせの都市は京都府の京都市と滋賀県の大津市、宮城県の仙台市と山形県の山形市があり、全国で3組あるようです。
本日立春です。今年の干支は壬寅(みずのえとら)です。昨年に続いて今日、「立春朝搾り」を頂きました。本日飲むのを楽しみにしていましたが、丁度今日はMRIのメンテナンスの日、クリニックから帰宅したのが23時超えました。それで明日の通勤に影響しないよう少しだけ頂きました。
「立春朝搾り」は、立春の日の朝に搾り上がった日本酒で、その日のうちに楽しめる立春の朝に発売の限定のお酒です。昨日節分の日の夜から夜通しお酒を搾り、本日早朝に神社でお祓いを受けためでたいお酒です。
今年の十干の壬(みずのえ)は、冬が厳しいほど春の芽吹きが生命力に溢れることを表すようです。
ここ数日は寒さ厳しくクリニックにある鉢やプランターからチューリップやクロッカスの芽が出始めています。爽やかで美味しい「立春朝搾り」を頂き、これから春が訪れ鉢やプランターが華やかとなり、クリニックも更に賑やかになることを期待し、これからも頑張っていこうと、ほろ酔いながら想いを馳せています。
現在、オミクロン株のコロナ感染者が激増中です。
年明け早々に当院スタッフは3回目のワクチン接種を行いました。宇美町でも来月より3回目ワクチン接種が開始され、当院でも個別接種を行います。
3回目ワクチン接種を受けた当院スタッフは皆、2回目ワクチン接種の副反応より非常にやさしい副反応ですみました。私も注射部位の筋肉痛が1日生じましたが、37度1分程度の微熱ですみました(2回目は38度以上の発熱)。
隣の敷地で、現在まき内科の建設が始まっています。写真は丁度2年前の建設中の当院です。懐かしく感じます。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
一昨年にまえだ脳神経外科が開院し、昨年は西隣にあいりお耳鼻科が開院しました。今年は東隣にまき内科が5月に開院予定です。今年はこれまで以上に賑やかになりそうです。皆で地域医療に貢献して参りますのでよろしくお願いします。