
SCDとMCIは、それぞれ認知機能の段階を表す言葉でSCD(subjective cognitive decline, 主観的認知機能低下)、MCI(mild cognitive impairment, 軽度認知障害)のことです。まだ認知症ではない段階のことです。
最近、テレビCMでもMCIの言葉を耳にすることが多いと思います。MCIは、認知症の一歩手前の状態で、MCI~初期アルツハイマー型認知症に対しての新しい治療薬が承認され話題になっています。軽度認知障害は、認知症の診断とはならなかったものの、物忘れをはっきり自覚でき、自分だけでなく、周りの人たちも気づいている段階です。
この時期に脳の活動性をしっかり高め、意識して生活を改善することで、認知症に移行するのを防いだり、SCD(主観的認知機能低下)の状態や、健常者の状態に近付くことも可能で、認知症になるかならないかの分岐点ともいえる段階です。
SCDは、物忘れを自覚しているものの、周りが気づくほどではない状態です。特に、アルツハイマー型認知症では、「初発症状の1つ」とされています。
・ど忘れすることが多くなった
・同じことを聞くことが多くなった
・イライラすることが多い
・外出するのが面倒くさい
・趣味が減ったり以前ほど楽しめない
・眠りにくくなった
・記憶に自信がなくなった
結構当てはまる人も多いのではないでしょうか?
認知症は発症の20年以上前から始まります。脳の機能低下を防ぎ、認知症を予防するには、意識して行動することが重要です。
できればSCDの段階で気付き、生活に予防対策を取り入れていきたいものです。
