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病気の治療と仕事の両立支援について

「病気の治療と仕事の両立支援」の産業医講習を受講しました。

福岡県内には、福岡産業保健総合支援センターと12施設の地域産業保健センターがあり、そこでは働く患者さんに寄り添って治療と仕事の両立支援コーディネーターになっていただけます。

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現在の日本は超高齢化社会であり、今後も高齢化率はまだまだ上昇していきます。そのため今後益々高齢者の労働力を必要とする時代がやってきます。例えば、がんに罹患する人は2人に1人と言われていますので、今後働く人ががんに罹患する割合も増加すると考えられます。全がんにおいて5年生存率は66%以上となり、がん患者の9割以上が仕事を続けたいと望んでいるとのことです。そこでがん治療と仕事の両立が強く求められます。当然病気はがんだけではなく、脳卒中、心疾患、その他難病など反復・継続して治療が必要な疾患もあります。

一方で職場では疾病対応で苦慮していることも少なくありません。病気や治療に関する見通しが分からなかったり、復職の可否の判断が難しいことなどあげられます。

 

労働人口の3分の1は、病気の治療をしながら仕事をしているとのことです。自分の仕事に期待してくれる人々がいることで職場に自分の存在意義を確認でき、居場所があると感じることができ、病と闘う励みにもなります。病を患った方々が、生きがいを感じながら働ける社会を目指す必要があります。

治療と仕事の両立に向けて、患者さんを中心に、医療機関の主治医と会社・産業医、そして両立支援の医療コーディネーターによってサポート体制を作ることができます。

 

両立支援の医療コーディネーターは、非常に心強い存在ですね。

 

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2021年10月20日
コロナ禍の合間の休日

コロナ感染の第5波が急速に落ち着き、緊急事態宣言も全面的に解除になりました。そこで休日に息子と2人で宗像市の大島までフェリーで釣りに行きました。

いつも通勤は車ですので、久しぶりに公共交通機関を利用しました。乗船中は皆マスクをつけ、片道30分の乗船時間でした。

 

 

大島には、うみんぐ大島という防波堤内の海の釣り堀があります。今回は、息子が釣り、自分がサポートをしました。少し波が高く足場も揺れ船にのっているようでした。

 

大島には、世界遺産である「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群に含まれる中津宮があります。沖ノ島の沖津宮と宗像大社辺津宮とともに宗像三女神が祀られています。釣りの帰りに少しよってみました。

 

釣果は、いずれも40cmを超えた真鯛3匹でした。

 

第6波の懸念もありますが、少しずつコロナ禍前の生活に戻りたいものですね。

2021年10月17日