当院の放射線技師より、院内でスタッフに向けてMRIの医療安全の講義をしてもらいました。私も初めて聴講する内容もあり、かなり有意義な講義でした。
当院にとってMRIは、患者様に詳細な医療を提供できる最も重要な設備です。しかし、優れた設備の一方で、安全確認を怠ると重大な事故が生じえます。機械としてのMRIとはどういったものか、そして過去の医療事故の症例も提示してもらいました。安全にMRI検査することを常に考え、患者様には安心して検査していただける環境を作らなければいけないことを再確認しました。
来春クリニックの玄関に鉢植えのチューリップを咲かせる準備をするために、糟屋郡のホームセンターに行きました。チューリップの球根をみているときに、隣の棚に小さなサボテンが陳列されていました。その中で目に留まったのがbrain cactus(脳みそサボテン)でした。一番見た目が脳みそに近いサボテンを購入しました。
サボテンは丈夫で乾燥に強いことはよく知られていますが、このbrain cactusは、成長する「点」が突然変異を起こし、成長する「線」に変化し帯状に成長するようです。その為うねうねとした成長がまるで脳のシワが増えていくようになるのです。このように変異することを綴化(てっか)といい、植物ではよくみられる現象とのことです。これから育てて、たくさんのシワのある頭の良さそうなサボテンを作りたいと思います。
宇美町町政施行100周年にお祝い申し上げます。
当院は2020年5月20日宇美町にうまれて5か月になります。宇美町の歴史に比べるとほんのひと時で新参者ですが、少しずつ宇美町に根差していき、百寿社会に向けて、宇美町にとっての新たな地域医療をうみ出していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
糟屋郡宇美町明神坂2-1-28
まえだ脳神経外科
日本頭痛学会専門医を取得しました。
毎年夏、東京で専門医試験が行われていますが、今年は本来東京でオリンピックが行われるため、混雑を避けるために今年だけ大阪で行うことになっていました。しかしCOVID-19禍で、今年の試験開催が中止になるかもしれない状況でした。幸いに感染拡大が一時的にも落ち着き、8月初めに試験が開催され受験することができました。
今後は、頭痛専門医として、頭痛でお悩みの患者さんにさらに貢献していきたいと思います。よろしくお願いします。
スタッフ皆で、糟屋郡宇美町の「そば処 松本」に行って来ました。
知り合いの先生が、そば処 松本の店主さんと懇意にされており、私が宇美町に開業する時に、美味しい蕎麦屋として紹介していただいていました。
美味しい蕎麦屋のそばはやはり格別で、さらにだし巻き玉子が絶品でした!!今回はちょっと時間がありませんでしたが、次回時間が十分あるときに、酒を飲みながらそばを食べればもっと贅沢な気分に浸れると思いました。
一次救命処置(BLS:basic life support)の講習を木曜日の午後に院内で行いました。
まえだ脳神経外科を受診した患者さんが待合室で急変したことを想定して訓練しました。
救命救急においてBLSは、最も基本ですが最も重要な処置です。近いうちに院内で講習会をやりたいと考えていたところ、スタッフの方からBLSをやりたいと声があがりました。木曜日の午後はもともと患者さんも少なく、当日の予約の患者さんも少なかったため急遽予定し、粕屋南部消防本部より人形とAED(自動体外式除細動器)をお借りしました。講師は、講師歴のある 当院スタッフに行ってもらいました。最初に座学、次に実技を行いました。非常に分かりやすく説明してもらい、皆きちんと理解し自信を持つことができました。また、当院はPhilips社製のAEDを設置していますので、こちらも皆で確認を行いました。とても有意義な訓練だったと思います。これからも一年に一度ぐらいは院内でこのような講習をしたいと思います。
粕屋南部消防本部の皆さま今回はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
当院に設置しているAED
大日本住友製薬様に、昼休みに、院内でスタッフ向けに手洗い講習をしていただきました。これまでも何度か、聴講したことはありましたが、今回は格別に貴重な講習と感じました。新型コロナ、そしてこれからのインフルエンザ流行の季節に向けて、今一度手洗いの重要性を実感できました。手洗いは基本ですが、きちんとした手洗いを行うことが大事ですね。スタッフ皆の意識も高まったとおもいます。大日本住友製薬様、お忙しいなか時間を割いて頂きありがとうございました。
開業後、3ヶ月が経過しました。開業前の準備期間には考えていなかったことが日常になっています。
来院された全ての患者様には、入口で手指の消毒をしてもらい、体温測定を行っています。マスクの着用もお願いしています。
クリニック内の待合室、診察室、廊下、処置室にあるそれぞれの換気扇を常時回し、空気清浄機を3つ付け、1時間に何度か待合室の換気を行っています。待合室では、十分なソーシャルディスタンスの確保を行っています。ベッドや検査機器などの使用後にはしっかり拭いています。
職員も 毎日体温測定を行い、昼休みは交互に食事をとっています。当然手洗い、手指の消毒も頻回に行っています。
月並みな感染対策で、行うことにも限度はありますが、皆が何時でも感染するかもしれない、感染させるかもしれないと考え行動しています。
感染の終息まで、皆さん、頑張ってのりきりましょう!
息子と2人で自宅近くの海に釣りに行って来ました。防波堤から目当てのキスなど5尾ほど釣り、天気も悪くなってきたのでそろそろ帰ろうと思い、しまう予定でリールを巻いていたところ何だか重い感触がありました。タコでした。赤く茹で上がったタコはよく見ていますが、生きているタコを扱うのは久しぶりでした。うねうねとした動きで滑りもあり吸盤で引っ付き、少し不気味に感じました。タコの頭(胴体)の中の内臓は食べれるものかと調べたところ、常識かもしれませんが、面白いことを知りました。タコには、脳が9つあるようです(心臓は3つあります)。両目の奥に通常の脳が1つ、そして8本の足(腕2本、足6本)の根本にそれぞれ小さな脳があり、そしてそれぞれの足が動くのです。実際の見た目がグロテスクでもあり、外国ではデビルフィッシュとも言われ嫌われているようですが、タコはかなり知的で能力の高い生物のようです。
今月の広報うみです。平成27年度に太宰府市が認定された日本遺産「古代日本の『西の都』~東アジアとの交流拠点」が拡充され、その範囲が宇美町をはじめ、筑紫野市、春日市、大野城市、那珂川市、佐賀県基山町へと広がったとのことです。宇美町は、「国特別史跡大野城跡」と「万葉集筑紫歌壇」の関連自治体としての追加になるそうです。今月の広報うみに掲載されています。文化や伝統は一朝一夕に作られるものではなく、今後も後世に引き継いでいかないといけない大変貴重で大切なものだと思います。広報うみの表紙は大野城跡と宇美町など周囲の市が写っています。これまで大野城跡の登山をしたいと考えていましたが、コロナの影響や大雨があり延び延びになっていました。そろそろ行ってみて、古代に想いを馳せてみようと思っています。