昨日、日本抗加齢医学会の専門医試験を大阪で受験しました。コロナ禍になり二度目の遠出の出張になりました。前回は約2年前の日本頭痛学会の専門医試験で、こちらも大阪でした。前回の大阪での試験のときは、受験者は少数で、新幹線の往復でもわずかな人しか乗り合わせていませんでした。今回は大人数の受験者で、帰りの新幹線もほぼ満員でした。試験会場では感染対策はきちんと施されていました。
試験後、帰りの新幹線まで時間がありましたので、久しぶりアルコールを口にしました。
帰りの新幹線では、学会会場で購入した本をリラックスしながら読みました。
またこれからの診療を頑張っていきたいと思います。
ICD(国際疾病分類)とは国際的に統一された疾病・死因の分類のことをいいます。医療機関のカルテにも使われています。
これまでのICD-10(国際疾病分類第10版)には、「老化」という概念は含まれていませんでした。しかし、がんやアルツハイマー型認知症、心筋梗塞や脳卒中などの疾患の多くが、老化と非常に関連しています。近々、日本でも適用されることになる新しいICD-11(国際疾病分類第11版)では「老化関連の(aging-related)」という意味をもつ新たなコードが作られるとのことです。
例えば、新型コロナのCOVID-19において、亡くなる方の多くは65歳以上だといわれています。これまでCOVID-19のみで括られた疾病分類が”老化関連の”COVID-19という疾病分類に拡張できるようです。老化がWHOの疾病分類体系に組み込まれたのは、「老化は病である」という認識が医療の世界で広まりつつある現状を反映しています。
生活習慣病をはじめとする様々な疾患を予防し、さらにストレスや疲労、免疫低下など、疾患を悪化させる状況を改善していくことが大切です。アンバランスで病的な老化を早い段階から積極的に予防することが、健康寿命を延ばすことにもなります。
今日から、まえだ脳神経外科は3年目を迎えます。地域の皆様、スタッフ、その他いろんな方々のお陰でここまでやってくることができました。
2年前の交差点からの写真です。当時、5月20日水曜日にまえだ脳神経外科が開院し、その週の土曜日診療後に、雑木林を私も含めて30人以上の方々で、チェーンソーなども用いてかなりきれいに刈り取った後です。お陰で交差点から奥にまえだ脳神経外科の建物を見ることが出きるようになりました。手前にはクリニック募集の看板がありました。
そして、下の写真は現在です。同じ交差点から見た光景になります。2日前にまき内科が開院となりました。さらに新たな看板も設置されています。まだまだ開発途上です。
これからも地道に一歩ずつ頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
まえだ脳神経外科は今月で開院3年目を迎えます。2年前の開院の時にお祝いに頂いた胡蝶蘭は、いろんな方に譲ったりしましたが、一部自宅にあります。昨年も開院した時期に胡蝶蘭が開花し、今年も開花中です。2年前、待合室が胡蝶蘭などで花畑のようだったのを思い出します。
2年前に、『まえだ脳神経外科』が新型コロナウイルスに対しての初めての緊急事態宣言の解除とともに開院しました。昨年、『あいりお耳鼻科』が開院し、隣どうしでやってきました。ここまでは既定路線でした。今や、反対隣の『まき内科』が来月の開院を目指して準備中で、宇美橋を挟んで『かよ皮膚科』の棟上げも終わりました。さらに『ごとう整形外科』の地鎮祭がもうじき行われます。当初考えてもみなかった≪宇美クリニックモール≫が建設中です。
芋焼酎『自立』を2本購入しました。この焼酎は、障害者施設と宇美町の小林酒造と福岡県の共同開発で造られています。障害のある方々が育てた芋で小林酒造が焼酎を造っています。ラベルには障害者アーティストによって描かれた個性的な絵が使用され、「多様性の素晴らしさ」を表現しているとのことです。
この『自立』には、「障がい者が自立を目指す」「この焼酎を飲んで自立を応援する」という思いが込められています。そして自立する大人におくる焼酎として、人生の門出の記念に飲んでもらいたいと勧められています。
自分の長女が今春、高校を卒業し、4月1日自宅から巣立ちました。今日から日本の法律でも18歳にして大人になります。元気に頑張ってもらいたいと願いながら、この焼酎をいただきたいと思います。
さらに、そのそばに大きな別の巨樹もありました。その名前に引かれてしまいました。その名前は「無患子(ムクロジ)」です。最初立て看板を見たとき木の名前とは思わず、何だろうと思ってしまいました。ムクロジの木は20mぐらいの高さになり、寺社に多いとのことです。無患子の名前の由来は、一説にはムクロジの木が家にあると病を知らないということで無患子となったということです。
姶良市の重富海岸から見た桜島です。錦江湾は干潮です。大河ドラマの西郷どんのロケ地にもなっています。鹿児島市から見た桜島とは雰囲気が変わりますね。
3月の広報うみでは、先月の宇美町長選挙結果の報告と、木原前市長からバトンタッチされた安川新町長の挨拶が紹介されていました。若い新町長さんには、活気ある宇美町を作ってもらい人が集まる町にしてもらいたいと思います。微力ながらわれわれの医療モールでも頑張って盛り上げていきたいと思います。
冊子の最後のページの、「元気な地域コミュニティ」には、自分と関わりのある小学校と企業の活動が掲載されていました。来月頃からの道路沿いを彩る芝桜を楽しみにしたいと思っています。
元脳外科医であり、東大元教授。頭脳明晰、才学非凡のエリートの先生が若年性アルツハイマー病になり、昨年逝去されるまでの話が、介護されていた先生の奥様によって描かれています。アルツハイマー病になり、教授職を最後まで全うできず、知識、地位、職を失った。しかし、むしろ全て失ったことで「あるがまま」を得て、人生の本質に触れたように感じられたと、奥様は述べられています。「認知症になったら人生は終わり」「恥ずかしい病」という考えは誤りだとも。
アルツハイマー病を公表し、全国で奥様とともに講演にいかれ、ありのままを表現され、多くの人を励まされていました。
若井先生は最後実に穏やかな顔で旅立たれ、先生のリビングウィルには
「生きることは死することであり、死することは生きることである」と記されていたとのことです。
先日子どものサッカーの試合が佐賀県の富士町でありました。子どもを車で連れていく時、ナビで調べていると富士町は佐賀市であることが分かりました。富士町の隣の三瀬村も佐賀市でした。知っている人は当たり前かもしれませんが、福岡市と佐賀市は隣り合わせだったのです。私は20年ぐらい福岡市に住んでいますが、初めて知りびっくりしました。
2005年に佐賀市が三瀬村や富士町などと合併したとのことです。福岡市と佐賀市はそれぞれ県庁所在地で隣り合わせなのでした。因みに全国で県庁所在地が隣り合わせの都市は京都府の京都市と滋賀県の大津市、宮城県の仙台市と山形県の山形市があり、全国で3組あるようです。