先日子どものサッカーの試合が佐賀県の富士町でありました。子どもを車で連れていく時、ナビで調べていると富士町は佐賀市であることが分かりました。富士町の隣の三瀬村も佐賀市でした。知っている人は当たり前かもしれませんが、福岡市と佐賀市は隣り合わせだったのです。私は20年ぐらい福岡市に住んでいますが、初めて知りびっくりしました。
2005年に佐賀市が三瀬村や富士町などと合併したとのことです。福岡市と佐賀市はそれぞれ県庁所在地で隣り合わせなのでした。因みに全国で県庁所在地が隣り合わせの都市は京都府の京都市と滋賀県の大津市、宮城県の仙台市と山形県の山形市があり、全国で3組あるようです。
本日立春です。今年の干支は壬寅(みずのえとら)です。昨年に続いて今日、「立春朝搾り」を頂きました。本日飲むのを楽しみにしていましたが、丁度今日はMRIのメンテナンスの日、クリニックから帰宅したのが23時超えました。それで明日の通勤に影響しないよう少しだけ頂きました。
「立春朝搾り」は、立春の日の朝に搾り上がった日本酒で、その日のうちに楽しめる立春の朝に発売の限定のお酒です。昨日節分の日の夜から夜通しお酒を搾り、本日早朝に神社でお祓いを受けためでたいお酒です。
今年の十干の壬(みずのえ)は、冬が厳しいほど春の芽吹きが生命力に溢れることを表すようです。
ここ数日は寒さ厳しくクリニックにある鉢やプランターからチューリップやクロッカスの芽が出始めています。爽やかで美味しい「立春朝搾り」を頂き、これから春が訪れ鉢やプランターが華やかとなり、クリニックも更に賑やかになることを期待し、これからも頑張っていこうと、ほろ酔いながら想いを馳せています。
現在、オミクロン株のコロナ感染者が激増中です。
年明け早々に当院スタッフは3回目のワクチン接種を行いました。宇美町でも来月より3回目ワクチン接種が開始され、当院でも個別接種を行います。
3回目ワクチン接種を受けた当院スタッフは皆、2回目ワクチン接種の副反応より非常にやさしい副反応ですみました。私も注射部位の筋肉痛が1日生じましたが、37度1分程度の微熱ですみました(2回目は38度以上の発熱)。
隣の敷地で、現在まき内科の建設が始まっています。写真は丁度2年前の建設中の当院です。懐かしく感じます。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
一昨年にまえだ脳神経外科が開院し、昨年は西隣にあいりお耳鼻科が開院しました。今年は東隣にまき内科が5月に開院予定です。今年はこれまで以上に賑やかになりそうです。皆で地域医療に貢献して参りますのでよろしくお願いします。
今年6月アメリカのFDA(米国食品医薬品局)でアルツハイマー病の治療薬としてアデュカヌマブが承認されました。対象が軽度認知障害(認知症の手前の状態)か認知症初期に限ってではありますが、アルツハイマー病で初めての根本治療薬になります。しかし、有効性と安全性から賛否があがっています。また、薬の値段も非常に高価になっています。先日17日EU(欧州連合)では、治療薬として承認されませんでした。日本では、承認されるかどうかの決定はこれからになると思います。
この本は、これまでアルツハイマー病の原因、そして治療に関わる研究の歴史が書かれたノンフィクションです。アルツハイマー病は、アミロイド・カスケード・セオリー(仮説)で発症し、アミロイド斑(アミロイドβ)、神経原線維変化(タウ)などが重要な変化と考えられ、それに則って研究されているのが主流です。これまで治療薬の開発は失敗の連続です。今回のアデュカヌマブがどのような形になるか分かりませんが、アデュカヌマブに関わらず新薬が市場に出回るまで、とてつもない努力、時間、開発費用がかかること、さらにその陰にはいくつもの開発途中に中止になる薬があることを改めて感じさせられました。
今年も12月になりましたね。待合室にもツリーを出しました。これから少しずつ飾りつけをしていきます。
1日朝には、宇美八幡宮に毎月始めに行っている今年最後の朔日参りに行きました。先月無事過ごせたお礼だけでなく、この一年何とかうまく過ごせたお礼をして、そして今年最後の1ヶ月の無事をお願いしました。
先月末には、まえだ脳神経外科の東の隣に、来年5月に開業される、『まき内科』(糖尿病と漢方の専門医)の地鎮祭があり参加させてもらいました。私にとって今回で3回目の地鎮祭になりました。まえだ脳神経外科とあいりお耳鼻科のときと同様に、まき内科も無事、工事は安全に行われると思います。来年から皆で賑やかにやっていきたいです。
昨日診療後、外は既に夜のとばりが下りていましたが、東の空には月食の月が見えました。ほぼほぼ皆既月食になっていたようですね。
まえだ脳神経外科の東隣の敷地は、つい最近草刈りが行われ更地になっています。来年5月に内科(糖尿病・漢方)の開院が決定しています❗️今月末に地鎮祭があり私も参加予定です。
11月9日午後4時ごろ、雨が上がった後にクリニック玄関を出ると正面に二重の虹が出ていました‼️
内側の虹が「主虹」と言われ、太陽の光が空気中の水滴内を1回反射されてでき、外側の薄い虹は「副虹」と言われ、光が水滴内を2回反射されてでき色の並びが主虹と逆になっているとのことです。
夜の地域のニュースにもなっていました。皆に幸運がありますように❗️
散歩することで、体によい効果がさまざまあることが知られています。
習慣的に散歩を行うことで普段の血圧が下がることはよく知られていますが、今回、散歩をした直後に血圧がどうなっているか自分で調べてみました。
先月10月に、朝の診療前に散歩をし、散歩前後の血圧を測定してみました。30分程度の散歩です。自宅で朝食を食べてだいたい1時間後ぐらいからクリニック近くで散歩を始め、じわっと汗をかくぐらいの運動でした。散歩前に血圧を測定し、散歩後は1分間ぐらいに椅子に座ってリラックスした後に散歩後の血圧を測定しました。
以下が、結果の表になります。
ほぼ毎回散歩後に血圧は低下し、脈拍は上昇していました。平均で、散歩前が血圧124/82mmHgと脈拍72回、散歩後が112/76mmHgと85回でした。散歩後に収縮期血圧(上の血圧)は12mmHg、拡張期血圧(下の血圧)6mmHg下がっていました。
おそらく散歩によってリラックスでき交感神経がほぐれ、血管も拡張しているためかと推察しています。まさに散歩によって降圧剤の作用が得られているようでした(降圧剤は、交感神経を抑制したり血管を拡張させたりして血圧を低下させます)。
散歩することで直ぐにも血圧を安定させる効果があることが分かりました。これからもできるだけ診療前に散歩を行い、リラックスした状態で毎日の診療に臨みたいと思います。是非皆さんも散歩を毎日の習慣にしてみてください。
「病気の治療と仕事の両立支援」の産業医講習を受講しました。
福岡県内には、福岡産業保健総合支援センターと12施設の地域産業保健センターがあり、そこでは働く患者さんに寄り添って治療と仕事の両立支援コーディネーターになっていただけます。
現在の日本は超高齢化社会であり、今後も高齢化率はまだまだ上昇していきます。そのため今後益々高齢者の労働力を必要とする時代がやってきます。例えば、がんに罹患する人は2人に1人と言われていますので、今後働く人ががんに罹患する割合も増加すると考えられます。全がんにおいて5年生存率は66%以上となり、がん患者の9割以上が仕事を続けたいと望んでいるとのことです。そこでがん治療と仕事の両立が強く求められます。当然病気はがんだけではなく、脳卒中、心疾患、その他難病など反復・継続して治療が必要な疾患もあります。
一方で職場では疾病対応で苦慮していることも少なくありません。病気や治療に関する見通しが分からなかったり、復職の可否の判断が難しいことなどあげられます。
労働人口の3分の1は、病気の治療をしながら仕事をしているとのことです。自分の仕事に期待してくれる人々がいることで職場に自分の存在意義を確認でき、居場所があると感じることができ、病と闘う励みにもなります。病を患った方々が、生きがいを感じながら働ける社会を目指す必要があります。
治療と仕事の両立に向けて、患者さんを中心に、医療機関の主治医と会社・産業医、そして両立支援の医療コーディネーターによってサポート体制を作ることができます。
両立支援の医療コーディネーターは、非常に心強い存在ですね。